催眠療法を受けることのメリット

心の不調は、ストレス社会と言われる現代で誰もが経験するものといえるでしょう。常にイライラしてしまう、気持ちが落ち着かない、よく眠れない、食事をすることができないなど心の不調の感じ方や症状は様々です。なかには、まだ大丈夫と頑張り続けてしまう人もいるでしょう。過度なストレスは取り換えしがつかない事態になってしまうケースもあります。方法は人それぞれでも、息抜きやストレス解消と呼ばれる時間は自分のメンタルをコントロールするうえでなくてはならないものといえます。しかし現状では改善が見込めない、どのように改善したら良いかわからないなど、自分一人の力で解決することが難しいと感じた場合は専門の施設へ助けを求めることも大切です。カウンセリングなど診察にはいくつかの方法がありますが、その一つとして催眠療法という選択肢もあります。

心理療法の一種である催眠療法について

催眠というと、テレビ番組等で見る怪しいものをイメージする人も少なくないでしょう。しかし催眠療法とはドイツの医師による研究を起源とした心理療法の一種であり、英国や米国では有効な治療法であるとして認められているものでもあります。心に不調を感じている人が催眠の状態になり、普段は意識することのない内面とのコミュニケーションを図ることで課題や問題を解決することを目的としています。インターネットなどで調べてみると、ヒプノセラピーと呼ばれていることもあります。精神面において劇的に変化するということを期待するのではなく、心身のリラックス効果や感情、思考へ何か変化のきっかけとなる働きかけが欲しい人に可能性のある療法であるといえるでしょう。しかし、日本では催眠療法の承認は行われていないという事実も覚えておかなくてはいけません。

催眠療法を受ける前に知っておくべき現状と注意点

催眠療法は、大学等で心理学科を学ぶなかでも心理療法として授業で取り扱われることもあります。また学術的に研究している学会があるだけではなく、日本でも医師や看護師など医療の資格を持っている人たちが催眠療法を学ぶ活動もあります。しかし日本においては2日間の講座を受ければヒプノセラピストとして認定されますが、プロの資格として認識されているわけではありません。現在、催眠療法をうたっているカウンセリング関連の広告は多く見られますが、なかには高額の受診料をとるだけではなく素人に近い知識と技術で行っている場合もあるため注意が必要です。催眠療法を希望する場合、あくまで現状を改善できる可能性の一つであることを認識し、選択肢として自分に合っているのかどうかを考えてみることが大切です。